・公演時間が2時間半ということで、
せいぜい朱雀七星士が全員揃ったあたりから
ストーリー開始かと予測して舞台に望む。
・
まさか最初の図書館シーンから
ヒロインの美朱が現代に戻るまで
余すことなく全てやるとは思わなかった。
・おかげさまで全員が死んだ仲間の事を
2~3分程度で忘れる切り替えの早さ
・平野に至っては開始20分程度で恋に落ちる始末。
・唐突なウォーアイニー発言にちょっと噴く会場。
・しかしすっかり役に入っている平野にとっては
特に何の問題もなさそうだった。
・しかも会場の規模が小さすぎたためか舞台装置皆無。
・おかげで
基本的にパントマイム。
・エア図書館やエア市場やエア王宮にもかかわらず皆がんばってた
・けれど
エア家族皆殺しはあんまりだと思う。
・しかもライト色すらさほど変わらない。
・あんだけの明るみでエア家族皆殺しに耐えた平野に敬意を表したい。
・あとは舞台の欄干がちょっと低かった。
・男性キャストが欄干の所為で見切れそうになる中、
全く問題のない平野の身長に愛しさと切なさと心強さを感じる。
・そして皇帝・星宿役のMことは生まれ持った高貴なオーラを
思う存分活かしておられました。
・基本的に高い所から皆に指図するMこと。
・さらに舞台の欄干にもギリギリ見切れないMこと。
・敵の大将・心宿役はJ里は生まれ持った身長を
思う存分活かして低い欄干で派手に見切れていました。
・ちなみにキャストさんのキャラ再現度はすばらしかったです。
・2.5次元ジローの中の人の井宿の再現度に至っては150%
・氏宿のうっとおしさも完璧だった。
・あと
青龍七星士にダルシムおるで!と思ったらカツオの人だった。
・最終的に平野とJ里のバトルシーン。
・対峙した瞬間から
これほどの負け戦オーラを感じた事はなかった。
・平野が繰り出すネコパンチを優雅にかわすJ里。
・さらに平野を高い高いするJ里。
・あまつさえ平野に頬ずりするJ里。
・どう見てもJ里が平野をあやしているようにしか見えない顛末。
・そんな勝ち目のない戦いに仲間から元気を分けてもらって
奇跡的に平野がJ里を倒し、美朱は現実世界に戻りましたとさ。
・その後原作では、現実世界に戻った美朱のもとに
転生した鬼宿が現れるという感動のラストのはずだよな~
と思いながら見てた。
・しかし舞台版では美朱の元に現れたのは
いきなり「ウォーアイニー」とか言い出すただの平野だった。
・という感じでめでたしめでたし(^ω^)
今回、会場の規模が小さすぎたためか、
壮大な物語のわりには舞台装置が何もなかったのに物足りなさを感じました。
役者さんの演技はとても良かったんでもうちょっと大きな会場で派手にやれば
よかったんじゃないかなーと思いました。
あとね、パンフや物販にキャラショットが皆無なのは
漫画原作舞台的にいかんだろ・・・と思いましたが
バサラの時とかは公演当日にパンフすら間に合ってなかった事を
考えるとまだ良心的なんですかねえ(´・ω・`)
チケットの一般発売の状況といい、
舞台の運営・制作側にはちょっと辛口になりがちな公演でしたが
役者さんの演技に対してはすごく満足して
良い公演だったと思います~(゚∀゚)
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