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腐女子注意・本館別館共通です。(´・ω・`)
下記事でも触れてたんですが
自分のモチベーションを過去に戻す(?)ため
とてもいきなりお題挑戦します。
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変態お題10~病院が来い~
配布元:自分
1:メイドとご主人様
2:痴漢
3:ナースと医者
4:新婚
5:触手
6:女体化
7:SM(縛り)
8:媚薬
9:おとなのおもちゃ
10:アラビアンナイト
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これ終わった時私確実に何か失うよね。
イロモノお題を探したのですが
いまいちピンとくるものがなかったため
過去に一度でもやったジャンルから
こいつぁ駄目だというものを厳選してみました。
他にもスカ●ロとか●射とか酷いのあったけど。
凛知だったり知凛だったり基本的には18禁でとりくみます。
予告なく女装や女体化とか出て来ます。
続きからさっそく「メイドとご主人様1」始まりますが
まだ冒頭部分ですが何がおこっても許せる方のみどうぞ。
あ、あと漫画じゃなくて文章です。
たまに挿絵するかもしれません(´・ω・`)
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メイドとご主人様:1
「あ~駄目だ駄目だ!」
豪華な調度品がひしめき合う部屋の中、
一人の青年が長く伸ばした金髪をかきむしりながら叫んだ。
「全然やる気がおきねー・・・」
書きかけのカンバスを見つめ、溜息をつく。
彼はまだ20そこそこの青年だが、
世の中で「平古場凛」という名を知らない者がいないくらい
たいへん有名な画家だった。
晩年まで大成しない作家も多い中、
凛は早い時期からその輝く才能を認められ、
14の頃には既に富も名声も手に入れることができた。
彼が欲しいものはモノでもヒトでも全て手に入り
贅沢の限りをつくした生活をしていた。
しかしそんな彼が最近スランプに陥ったのだ。
何を描こうとしても納得のいくものが描けない。
それは絵によってもたらされた恵まれた生活が
本来の彼の感性を殺してしまったからだった。
すっかり自堕落な生活にひたってしまっていた凛は
それに気づく事もなくただただ不機嫌さを抱えながら日々を過ごしていた。
凛がほとんど真っ白なカンバスを前に
イライラを募らせながら貧乏ゆすりをしているとドアをノックする音がした。
「何だ?」
怒ったような声で凛が答え、扉が開かれた。
メイド長が一礼して不機嫌な主人に対して遠慮しがちに言う
「失礼します。新しいメイドにご挨拶をさせたいのですが・・・」
凛は先週、彼の大切にしていた香水の瓶を割ってしまった
メイドをクビにした事を思い出した。
そのメイドの代わりを雇ったので挨拶をしにきたというのだろう。
しかしただでさえ不機嫌な時に嫌な事を思い出されて
ますますイライラが募ってしまう。凛はさっきより声を荒げて返した。
「はぁ?そんなの後に・・・」
そこまで言いかけたところで凛は口をつぐんだ。
メイド長の隣に立っている新米メイドの様子があまりにも違和感があったからだ。
何が違和感かというと、とにかく背が高い、というかなんか長い。
メイド長より頭2つくらいぬきんでている。
そのおかげで本来くるぶしまで覆うはずのスカート丈が
ひざ下丈になってしまっている。
さらに表情は暗く、生きているのか疑うくらいに顔色が悪い。
そんな見たこともない生物が凛の前にのそのそと歩いてきた。
凛はこれまでにないくらい胸が高鳴った。
もちろんお化け屋敷でお化けと遭遇してしまった類の高鳴りである。
対峙すると凛より明らかに目線が上で、この上ない威圧感を感じる。
あまりの驚きに口を開けたまま制止していると、新米メイドが口を開いた。
「・・・今日からこちらで働かせて頂く知念です。よろしくおねがいします。」
最低限の言葉をボソっとつぶやき、愛想なく一礼して部屋を去っていった。
「・・・なんだったんだ・・・今の・・・」
凛は不機嫌な気持ちも忘れ、広い部屋の真ん中で呆然としていた。